理髪師の掘った穴

王様の耳はロバの耳って叫びたくなって掘った穴です。

新劇場版エヴァにありがとう、エヴァにさようなら、そして新たな門出におめでとう【ほんのりネタバレ編】

Twitterに、極力直接的なネタバレにならないようふせったーで加工して投下したけど、どうにもこちらの表現が悪くて上手く伏せられたきた気がしないので、もういっそこうしてしまえ!とブログに書き散らします。
ネタバレあるから気をつけてねー

時系列で追っていった方がいいかと思ったけど、
思いつくままに行きます。



シン・エヴァンゲリオン初日に見てきました。

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今までの伏線、謎、その殆どが解き明かされた爽快感、
やっと完結したのかという感慨、
もう終わってしまったんだなという寂寥感がない混ぜになっている。

特に一番目。よく風呂敷畳みきったなぁ…


でも、

「一応決着はつけたけど、描ききってないところは、まあ各自好きに想像してみてよ」

という余地が残されてて、そこが、それ自体がエヴァファンへのサービス、サービスぅという感じがした。
それでいて『お前ら考察好きなんだろ、ほらやってやったぞ』と押し付けがましくなかった。ヲタに媚びるみたいな迎合でもなく、旧劇みたいなヤケクソ投げっぱなしでもない。
作品そのものに愛と優しさが詰まっている。そんな風に感じた。何より全員に救いがあったことが本当に良かった。



これだけ聞いてたら、ありきたりなハッピーエンドだったの?と思われるかもしれないが、そうではない。

全員というのは、登場人物だけでなく、ファン、関係者、そして監督自身をも含めて全員なのである。


庵野監督が追い詰められた結果、絶望99%希望1%(当社比)の、狂気の沙汰の集合体と成り果てた旧劇場版。
シンは、その狂気の沙汰すら全部黒歴史扱いしてなかったことにするのではなく、上手いこと組み込んで、昇華しているように見えた。監督はそうすることで、過去の自分を救いにいったんじゃないかな…
更に、監督が今までやってきたもの、やりきれなかったもの、新たにやってみたくなったもの、
今出せるものは全部ひっくるめて出してみたよ!という感じだった。


しかし、庵野秀明の集大成というにはまだ足りない気がする。何故なら庵野秀明はまだまだ撮りたいものがあるはずだから。


シン・エヴァンゲリオンは、新劇場版の完結編であり、
庵野秀明が過去に決着をつけ、救い救われ、新たな門出となる作品だったのだ。




…まあ偉そうに言ってみたけど、絶対皆知ってそう感じてそう。
ラストシーンが宇部だったのも、そういうことなんかなぁと。


っていうか、新劇場版全部見た後に振り返ると、あらためて旧劇って凄いよね…
あんな阿鼻叫喚の地獄絵図繰り広げといて、とりあえずストーリーは完結させてるんだもん…

よく手放さずに、もう一度作り直してみようと決意をしてくれたなぁ…


最後については、きっと賛否両論でしょう。自分の中ですらそうです。
より正しくいうと、『賛否』の『否』は、
「え、待って…なんで…え、え…?」
という困惑の類。
でも、
「話は綺麗に終わったからこれでよし!!(*゚∀゚)」
と、前向きに捉えてスッキリはしてます。爽快すぎて逆に気持ち悪い(笑)
綺麗すぎて気持ち悪くてなんだかなぁ…という気分にはなってないです。決して。


本当にきっちり終わって、一抹の寂しさを覚えました。
彼ら彼女らの人生はまだ続くんだけど、ひとまず私達が見れる所はここでおしまいなんだと思うと、寂しいのです。
いやでもずっとは見てられないな。もう平凡になってしまうであろう人達の生活とか、ずっと見ててもしかたないし。芸能界引退したタレントやアイドル見てる時の気持ちと似てる。
皆があの後も時々顔合わせたりできてれば。日々を謳歌してくれてれば良いと思っています。
二次元なのに。二次元だけど。



で、その幸せに生きててほしい人達(一部死んでる)の話は別記事で。