理髪師の掘った穴

王様の耳はロバの耳って叫びたくなって掘った穴です。

新劇場版にありがとう、エヴァにさようなら、そして新しい門出におめでとう【がっつりネタバレ編①】

※前回よりネタバレ度合いが濃いヨ〜危ないヨ〜未見の人は見ないでヨ〜〜〜(ハイヨー風に)

 

全体の総括としては前回の記事に。新劇場版エヴァにありがとう、エヴァにさようなら、そして新たな門出におめでとう【ほんのりネタバレ編】 - 理髪師の掘った穴

思いついた順でいきます。

 

キャラクターのあれこれに関しては、冷静になれないよね。


とくにアスカ。君だ、君。

救われてほしいキャラランキングとかあったら、多分シンちゃんよりも票集めてそう。というか、自分は入れる。

 

もう率直に。救われて良かった。
それも、想像しない形で。
そういう形で救われる可能性もあったのか!と目から鱗だった。
監督はちゃんとシンジに救わせつつ(こうすることでシンジも成長するし救われる)、
もっと大元の、彼女の根幹を成す部分を救いにいったか!と感動してしまった。

この根っこの所にあった、アスカ孤独問題。

旧劇ではとりあえず弐号機の中にママの魂いたわ!一人じゃなかった!って覚醒してたけど、その後量産機に惨たらしくやられちゃうし、シンジの補完中に絶対的他者の象徴としては出てくるけど、アスカ自身についてはなーんにも解決してないのよね。ママは守ってくれてるってわかったけど。

で、ラストは浜辺の気持ち悪い。

 

量産機の件りのおかげで報われてほしいキャラNo.1扱いになってるんだと思うけど、あらためて見るとアスカって根本的な所がぜんっぜん救われてなかったのか。実はシンの感想書こうとした段階でやっとそれを思い出した。

 

監督は今回、旧劇の『酷い目にあったアスカをその時助けなかったシンジ』の構図を、新劇場版・破の3号機戦に流用して、

『アスカが怒り悲しんでいる理由=守るにせよ戦うにせよ、シンジが自分で決断して戦わなかったから』

という答えを、シンジの口から言わせることで、旧劇のシンジの贖罪とアスカの救済をしたのではないかなと思っている。

で、シンジとの関係にケリをつけるのね。

この辺りはパンフでみやむーが触れてたからもう触れないけど。なんか寂しいのよ…

 

ここまでだとアスカまだ報われきってないのよ。

しかもまた量産機的なやつに襲撃されてるし、

旧劇で貫かれてた目と同じ左目から封印柱引き抜いてて痛々しいし、

奮戦虚しく2号機がまたしても非業の最期を遂げ(オリジナルのアスカもメタ発言してるし)。

もういい、もうやめたげてよう…って嫌な予感しかしない流れ。

本当に心臓に悪い。

いや絶対酷いままにはしないだろうと信じてたけども、流石に何度も見させられるとねぇ…心折れるやん…(´;ω;`)

13号機に取り込まれた時は、破の綾波みたいに助けに行くのかと思ってた。

まさかあんな救い方するなんて思わないよ…

 

旧劇のあのラストのオマージュで、浜辺に横たわるボロボロのプラグスーツとかいうフェチズムビシバシのお姿を見せた後に救われてさよならしちゃうなんてもう泣ける。

で、その孤独を解消してくれた人。

まさかあの人とは思わんやん…

真っ裸で家に居るわ、呼び方変ってるわでただならぬ関係とは思ってたけど、まさかあなた達そんな深い仲とは…

(そういや旧劇の没シナリオの実写パートでは、アスカとトウジが付き合ってる設定にされてたらしいけど、あそこで一緒にいたのがトウジじゃなくて良かった…ヒカリ良かったなぁ…TV版の二人はここで報われたね…)

その時の声が優しすぎて泣ける。

ああ…本当に、全方面から救われて良かった。

 

シンアス好きとしては少し寂しくもあるんだけど、大人なケリのつけ方で、凄く良かったです。

Aパートの、塞ぎ込むシンジを叱咤して、ツンデレというにはデレ少なめで見守って、シンジとレイを見ているシーン、多分2回目以降見る時は違って見えると思う。あれはヤキモチとかそういう単純なものじゃなかったんだろうな…

(ちょっと話ずれるけど、食に関する発言は『エヴァの呪縛』の説明でもあるんだけど、あれは多分監督が奥方に言われたことがある言葉なんじゃないかな…

破でも思ったけど、監督不行届読むとカントクくんの食事に対するスタンスにツッコミまくってるんだよね。それがまんまアスカの台詞に反映されてそう。レーション食わせる所の動きがCGくさいのは正直どうなん…と思ったけど(小声))

 

今回は縋ったり依存したり執着することにならなくて良かった。

ちゃんとシンジがアスカを見てくれたことが嬉しい。

新たにアスカを見守ってくれる存在ができたことが嬉しい。

アスカ、本当に幸せになるんだぞ!!

 

…でもそもそも、アスカって、どのタイミングで復活したんだろ。ニアサーの時点ではまだ封印されてたはず。

 

 

 

 

同級生達優しすぎやろ(´;ω;`)

一番予想してなかった人が一番の衝撃を与えてきた。

よもやまさかそんな。

でも消去法でいけば確かにそうかも。新キャラ出されるより自然と受け入れられるし。不思議と納得せざるをえない人選。

ケンスケえええええ(´;ω;`)

アスカを幸せにしてやってくれええええ

 

 

トウジとヒカリが結婚しててよかった。ツバメは可愛いし。

 

にしても、

同級生達みんな優しすぎて泣ける。

 

Q見終わった時、只管シンちゃんが救われることしか考えてなかったから、

「放浪してる時にサバイバルしてる三人に再会して、って流れにならないかな。多分三人はシンジ達が大変なことを知ってるから、責めずに労ったりすると思うんだよね」

程度の事は予想してたけど、予想以上に温かかった。

それぞれの考え方やり方で、傷ついているシンジや新しいレイに接しているわけだけど、ただの同窓会感覚ではないよね。自分達も大変だったわけだし。

もう14年も経ってると考えるか、まだ14年しか経ってないと考えるか。

いろんなもの飲み込んで、でも嬉しかったのも真実で、そちらの方が大きかったんだろうな…

そして、それを押し付けようとしない。

「自分達が立ち直ったんだから、お前も頑張れ」

なんて言い方はしなかった。ただただ自分達の状況を、淡々とというには温かく、説くもというよりはあっさりとシンジに説明していく。

<b>これをQの時のヴィレのメンバーの誰かがやってくれてれば…</b>

って思ったけど、あの時はそれどころじゃなかったもんなぁ。

それでも普通は一人くらいミドリみたいな反応になりそうなもんなのに。まあ、あの状態でかつての友達がミドリみたいに責めてきたら、絶対シンちゃん死んでまうわな。

ただ只管優しく、傷ついたシンジを労るトウジと、静かに少し距離を取りつつそっと寄り添い続けるケンスケ。

母になったヒカリは、別レイに驚きつつも、我が子を預けたりして信頼しているし。

 

あのパートは見てる側からも癒やしでした。

 

出番少ないけど画面にはしょっちゅう映ってる綾波

田植えしてるところ見た時、真っ先にこれが浮かんだ。

エヴァでシンジ君が置かれたのは「呼ばれて帰省したら『コンバインに乗り稲を収穫しろ、我が家の年収はこれにかかってる』と言われた」状況 - Togetter

いや、コンバイン出てこないけど。

 

別レイ。シンジを好きになるようにインプットされてるだけ、とか、いよいよクローン通り越してアンドロイドっぽくなって…

いろんな言葉を知らず、いろんなことに興味を持っていく別レイは、赤ちゃんのようでおもろ可愛い。

 

で、またポカ波のように、癒やしてくれた後のあのお別れ…

 

「碇くんの事が好きだから」

単純明快で、シンジにとって一番必要な答え。

生まれたばかりの別レイだったら、「わからない」の一言でまたシンジを鬱に叩き込んでたんだろうな。

しかし、レイはまたシンジを救って、居なくなってしまう…

消滅の仕方が、普通に生き物が死ぬ様とは違うあたり、やっぱりヒトならざるものなんだな。例のパシャるのと似た感じ。

 

で、Aパート終わったら暫く出てこなくなるわけだけど、

アヤナミの姿はちょいちょい出てくるから寂しくないね☆

結局また巨大化したね☆

今度はフルCGだね☆

 

(^q^)

 

…地味にアスカファンより綾波ファンの方が精神抉られてそう。

いやあれは綾波の姿してるけど綾波じゃないから…(震え声)

 

結局初号機に残ってたレイ。

髪伸びとる…( ゚д゚)

エヴァの最初の方、サキエル戦で暴走する直前に見えたお母さんのイメージと似てるけど、どうした…

綺麗だけど、やっぱり綾波はボブでないと…

 

エヴァとの別れは、綾波の願いを叶えるような形になっているところが胸熱。

結局レイともサヨナラしてしまうんだけど…

 

カヲレイ派の自分には美味しいラスト。

 

って言っても、あれは多分、ユイのクローンだったレイと、ゲンドウに似てると言われたカヲルで、

完全に消滅した両親の代わりにあそこにいただけな気もする。

イメージとして代役だったのか、単純にこの二人も生まれ変わったよ〜っていう表現だったのか、そこがはっきりしないけど。

最終的に、全部のエヴァとサヨナラした後、世界は元通りにはなってないんだよね、あれ…普通にニアサーが起きて復興中の時間軸に戻ってきてる、って考えていいんだろうか。

 

あれ、アスカあの場にいたっけ…カヲレイに気を取られてそれどころじゃry

 

気になるやんけ(;´Д`)

 

 

他のキャラはまた次に。